04. Live Report

            02. 山本美絵/ツアー『ジオラマチ』


 

 山本美絵 ツアー『ジオラマチ』

 【12.18.2001 in 心斎橋クラブクアトロ】

     

曲目

01. 外は雨だよ

02.  エサをあたえないでください

(MC)

03.  トモダチ

04.  「○○ゴッコ。」

(MC)

05.  くず葉川

(MC)

06.  鳥が飛ぶ街

(MC)

07.  後部座席劇場

08.  サインポール

(MC)

09.  猫

10.  カーネル

11.  ある晴れた日に

(MC)

12.  17(single edit)

(MC)

− アンコール −

01.  かげろう〜Dezert〜

 

  前シングル『カゲロフ』から気になっているアーティスト、山本美絵さんのライブに行って参りました。(と言っても、二回目ですが)

  会場前に到着しきちんと(?)二列目ゲット。学ランで参加したので周囲の目を気にしつつも開演まで時間潰しです。7時過ぎ会場が暗転したあと美絵さんがギターの方と共にステージに上がります。やはり生で見る美絵さんは綺麗でした。大人の女性って感じですね。今回は完全招待制でない事もあってか、色々なお客さんがいました。MCで詰まると声をかけてあげる人、前列でノリにのってる人・・・。チケも少々高かったのか、高校生ぐらいの人はいませんでした。

  さてさて、ライブの方はアコースティックでの『外は雨だよ』から始まります。素人の僕が言うのも変ですが、歌の上手さという点ではものすごい良くなってました。(別に6月のライブが酷かったて訳ではありません。それより更に上手くなった、と言う意味です^^;)そのあと、MCに入るかと思いきや間が悪かったのか『こんばんは、山本です。』と言っただけで次の曲(個人的には意外でした)『エサを〜』に入ります。

  その後、MC。アルバム『ジオラマチ』の由来、コンセプトを語った後、『トモダチ』(多分アルバムのものとは別エディット)と、『「○○ゴッコ。」』を大迫力で歌い上げます。

  そしてジオラマチの曲、『くず葉川』を歌った後、アルバム制作に携わった朝倉氏と森雪の丞氏の話の後、ライブに転機が訪れます。その後に歌われた『鳥の飛ぶ街』からの3曲は、前の曲と雰囲気がガラッと変わり、別のライブのようにも思えました。(曲調はもちろん、バンドのメンバーや美絵さん自身も表現の趣向を変えてるような気がしました。)改めて、2人の影響力の大きさを感じさせられました。また、ここの間でしょうか、MCで述べた『二度と同じライブはできない』と言うセリフ(どうやら他の会場でも使いまわしてたようですが)は心に残りました。

  そして再び、『オナモミ』の曲へ。美絵さんが『この曲のお陰で今ココで皆さんの前で歌えている』と言った『猫』。その後『カーネル』、『ある晴れた日に』を独特の歌い方(表情?)で歌い上げます。この時のMCで、思わず笑顔がこぼれるシーンも。

  そして美絵さんの代表曲の1つでもあり、僕の好きな曲の1つでもある『17』。まさにその『17』の詩の世界真っ只中に僕はいるわけですが^^;(リストカッターの類いではありません。あしからず)すごい共感できる歌詞で、何回も聞いているにも関わらず少し感情的になってました。

  一度美絵さんの退場後、当然、と言うのでしょうか、アンコールの手拍子が起こります。すると間もなく、意外に早く美絵さんが来てくれました。『ドタバタしながら着替えて、アンコールがなかったらどうしようと思った』とお客を笑わせた後、ファンの間で人気の曲『かげろう〜Dezert〜』が始まります。やはり6月に聴いたシングルの一曲目の『カゲロフ』より美絵さんらしい感じで、ツアー最後の曲と言うこともあってか(?)、熱のこもった一曲でした。

  やはり前回のライブから半年経ったと言う事もあって、歌、MC共にパワーアップしてましたね。これからも、歩みつづけて欲しいです、が、いつかはまた、美絵さん自身での作詞した曲が聞きたいです。

  こんな事書くのは野暮なのでしょうが、誰かに言いたくて少しだけ。あの後心斎橋をうろついていると、美絵さんとバンドのメンバーらしきグループを目撃しちゃいました(本人の顔を正面から見てないので、あくまで、らしき、です^^;)あれから打ち上げでしょうか?芸能人=車移動のイメージだったので、思わずじっと見入ってしまいました。

 

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